料理を始めたばかりの君へ

腹が減ったと今日もコンビニへ向かい、まあこれでいっかと、と思って調理パンやら濃い味の麺類のパックを手に取る。今週、これで三度目だ。気がつかないうちに小さなため息を漏らしている。それが繰り返されると、自分の食事に対して諦めが生まれるのだ。

自分が食べる大事なものを、面倒だという些細な理由から諦めてしまっていいのか。本当にそれでいいのか。誰でも、自分の身は自分で守らないといけない。

どうも、管理人です。

引用は料理家の長尾智子さんの『長尾智子の料理 1, 2, 3』という本から「料理を始めたばかりの君へ」というエッセイの冒頭です。ふだん、忙しさにかまけてコンビニ弁当や牛丼でご飯を済ませてしまっている管理人には耳の痛い文章ですが、長尾さんの肩肘を張らない淡々とした文章が綴られた、すてきなエッセイ集です。

実は仕事の合間にザ・本屋さんWOW店に寄り道したら、ブックカフェの中で「暮らしの手帖社ブックフェア」が開催されていて、棚に並んだ本を手にとってみているうちに、もう一冊、佐藤雅彦の『考えの整頓』と一緒に買ってしまいました。「暮らしの手帖」はティーンエイジャーの頃、居候先の叔母が持っていたバックナンバーを読破したくらい親しんだのですが、最近はご無沙汰していました。

あらためてフェアで並んだ書籍を眺めていると、どの本もふつうの言葉遣いなのに品があって、ふつうの造本なのに個性的でもあります。『暮らしの手帖尾』本誌も、昔からきちんとした記事を書いていた雑誌なので、玉石混淆の情報が錯綜している現代にこそ必要な雑誌かもしれません。ザ・本屋さんに定期購読をお願いしてみましょうか。

長尾さんのエッセイはこう続きます。

栄養満点で、添加物もなく、おいしくて太る心配も要らないものが自然とは出てこない。また今日もでき合いの食べ物を買って、つけすぎの甘さと辛みと強い塩味の、濃い味が支配している刺激的な何かを食べてばかりでいいのか? それだけで過ごすのは、はっきり言って今の時代、格好悪い。コンビニが悪いわけではなく、君の、食生活のマネージメントの問題だ。

長尾さんのおっしゃるとおり。しかも、日本の穀倉 十勝に住んでいて、この食生活はあり得ないな。反省。

長尾さんのエッセイを読んでみたい方はザ・本屋さん WOW店 カフェコーナー へどうぞ。カップコーヒー一杯のお値段で、素敵な本に出会えます。

 

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